ワンス・アポン・アン・アルゴリズム―物語で読み解く計算―


ワンス・アポン・アン・アルゴリズム: 物語で読み解く計算


共立出版


著者:Martin Erwig
訳者:高島亮祐


まえがき
謝辞
目次
はじめに

第I部 アルゴリズム
計算とアルゴリズム:ヘンゼルとグレーテル

第1章 計算を理解するための道
1.1 問題をつまらないところまで持っていく
1.2 表現なくして計算なし
1.3 問題解決を超えて
1.4 ふたたび問題が起こるとき
1.5 「アルゴリズム語」を喋れますか?
1.6 ほしいものリスト

第2章 きちんとやる:計算が実際に起こるとき
2.1 多様性を作る
2.2 誰が実行している?
2.3 生存のコスト
2.4 コストの概要
2.5 コストの増大

表現とデータ構造:シャーロック・ホームズ

第3章 記号の謎
3.1 表現の記号
3.2 上から下まで記号
3.3 シニフィアンを理解する
3.4 記号と対象をつなぐ3つの方法
3.5 システマティックに表現を使う

第4章 探偵のノート:七つ道具
4.1 いつもの容疑者(ユージュアル・サスペクツ)
4.2 情報の統合
4.3 順序が問題になるとき
4.4 それは血筋だ(グロムバーグ家の人々)

問題解決とその限界:インディ・ジョーンズ

第5章 完璧なデータ構造を求めて
5.1 探索を速くする鍵
5.2 ボグルで生き残る
5.3 ディクショナリで数える
5.4 リーンスタートアップがよいとは限らない
5.5 効率性は平衡にかかっている
5.6 トライ木にトライする

第6章 整列を整理する
6.1 最初のものを最初に
6.2 好きなように分けて
6.3 最良のときはまだこれから
6.4 探究の終わり:これ以上のソートアルゴリズムはない,決して
6.5 このうえなく素晴らしい(恋愛小説家)
6.6 計算の保存

第7章 ミッション・イントラクタブル
7.1 秤を傾ける
7.2 実行時間が爆発するとき
7.3 運命共同体
7.4 涅槃の誤謬
7.5 役に立たないものを役立てる

第II部 言語
言語と意味:虹の彼方に

第8章 言語のプリズム
8.1 メロディーに注意する
8.2 文法規則
8.3 構造は木の上で育つ

第9章 正しい音程を見つける:音の意味
9.1 それは正しいようには聞こえない
9.2 意味を獲得する

制御構造とループ:恋はデジャ・ブ

第10章 洗う,すすぐ,繰り返す
10.1 永遠と1日
10.2 何もかも順調
10.3 ループはループはループ

第11章 ハッピーエンドとは限らない
11.1 制御不能
11.2 私たちはまだそこにいる?
11.3 終わりが見えない

再帰:バック・トゥ・ザ・フューチャー

第12章 さっさと直せばうまくいく
12.1 そろそろ時間だ
12.2 どんなときも
12.3 ぎりぎり間に合う
12.4 不動点とともにパラドックスと闘う
12.5 ループすべきかループせざるべきか
12.6 再帰の多くの顔

第13章 解釈の問題
13.1 歴史を書き換える
13.2 もっと小さな足跡
13.3 ドッペルゲンガーがより多くを成す

型と抽象化:ハリー・ポッター

第14章 魔法の型
14.1 魔法の型と型の魔法
14.2 規則を支配する
14.3 規則を適用できないとき
14.4 法の執行
14.5 コードを組み立てる

第15章 鳥の目:細部の抽象化
15.1 手短に言うと
15.2 いつなのか言って
15.3 抽象化の続き
15.4 万能の型
15.5 抽象化の時間
15.6 機械の中の言語

用語集
訳者あとがき
索 引

書籍目次

Posted by shi-n